【静岡 車査定】故障車の買取は可能？専門業者が徹底解説！

故障車を売却できる理由

一般的に故障車は売却が難しく廃車にするしかないと思われがちです。しかし、条件次第では、安定した価格で売れる可能性があります。故障車が売却できる主な理由は、以下のとおりです。

・故障車を専門とした買取業者がいるため

壊れた車は、故障車専門の買取業者にレッカー車で持ち込むことで売却できる可能性が高まります。故障車専門の買取業者は買い取った車を分解し、価値のあるパーツを再利用して利益を生み出すからです。

故障車専門の買取業者とよく似ているのが、中古車買取業者です。中古車買取業者の場合、車両を買い取ってメンテナンスの後に販売します。両者の違いは分解しパーツのみ有効活用するか、車体ごと販売するかという点です。車両としての価値がまだ残っている場合は、中古車買取業者への売却をおすすめします。

・車の部品やパーツに価値があるため

車には希少な金属や素材が使用されています。走行不可能な状態であっても、パーツのみ使える場合はオークションやパーツ販売店で再販が可能です。そのため、ノウハウのある買取業者は故障車から使えるパーツを取り出し、再利用することで新たな付加価値を生み出しています。

・海外市場での需要が高いため

日本車は、安全性や走行性能の面で海外でも人気です。日本中古車輸出業協同組合がまとめた2022年の中古車輸出台数は123万台以上となっており、日本ブランドの中古車は世界各国で重宝されています。また、近年はレアメタルなどの資源素材の需要が世界的に高まっており、希少金属の調達先としても日本産の中古車は人気です。

古くなった故障車でも、海外では相場以上の価値で取引されるケースがありますので、スクラップにする前に故障車の買取依頼をしてみることをおすすめします。

故障パターンごとのポイント

車の故障箇所や故障の度合いによって、適切な買取先が異なります。考えられる故障のパターンは、以下のとおりです。

・エンジンが故障している場合

エンジンが故障していても、パーツに利用価値があれば廃車買取業者に売却できます。また、パーツが使えなくても内部の金属を抽出できれば査定は可能です。

・走行にかかわらないエアコンやカーナビが故障している場合

エアコンやカーナビなどエンジン以外の部品が故障した場合、パーツを修理せずに中古車買取業者に売却することをおすすめします。

・バッテリーが上がっている場合

バッテリーが上がっている場合、エンジンが正常であればバッテリーを交換するだけで済みますので、買取査定額に影響は出ません。車の価値が大きく下がることはないため、中古車買取業者に売却することが可能です。

故障車の買取を依頼する際の注意点

故障車の買取を依頼する際の注意点を見ていきましょう。

・査定時に故障や修理歴を隠さない

車査定を依頼する場合、故障箇所や修理歴などネガティブな情報も必ず伝えてください。故障や修理歴を伝えずに、後でそれらが発覚した場合、査定価格の減額や信頼の低下につながります。

・目的によって売却先を決めること

故障車の売却先は中古車買取業者、廃車買取業者、ディーラー下取りとなります。故障車をより高い価格で売りたい場合は廃車買取業者への売却をおすすめします。次に購入する車種やメーカーが決まっている場合は、ディーラーに依頼しましょう。下取りから新規購入まで進められますので効率的です。